死に場所を探しに、旅に出た。

2018.08.10 私は、家から10分ほど離れた下道でスケッチブックを掲げていた。 行先は兵庫県。 目指すは西日本一周。 目的は――――日本をもっと知りたいという建前と、現実から逃げたいという本音。 いつからか、家に私の居場所は無くなっていた。 毎日逃げるよ…

旅を初めて13日目の恐怖

12月24日から始まった旅も、今日で13日目。 旅を始めてからの毎日は、いつでも新鮮で私に刺激を与えた。 外国語が飛び交う街中に一人で立ってみる。 あぁ、自分は本当に旅に出たんだ。私は今、一人で海外にいるんだ。私はちゃんと、一歩踏み出せたんだ。 そ…

2017年から2018年へ

過去のブログでも話したように、私は今年 【一歩踏み出すことを恐れない】 そんな決意をした。そして私は今、カンボジアにいる。12月24日から始まったバックパッカーとしての日々。台湾、タイと訪れ、今いるカンボジアで年を越すのだ。 先日、ある友人に「一…

突きつけられる現実

今年の9月からだろうか。私は一歩踏み出し、様々な人間と出会った。私のように夢を見る者。夢を叶えた者。夢を与える者。 それは大学生であったり社会人であったりと、年齢層や性別もバラバラ。――少なくとも私と同じ高校生は今のところ2人ほどしか知らない…

追いかける夢と襲いかかる不安

今日は、ナオト・インティライミさん主演の「旅歌ダイアリー2」の試写会に行ってきた。どんなものか簡単に説明すると、ナオト・インティライミさんが半年間かけて回った19カ国の旅の出来事を、前編後編に分けてロードショーされるドキュメンタリー映画だ。 早…

悔しさをバネに感謝の言葉を

「口だけ」 そう言われた私は、悔しかった。ただただ悔しかった。そして怒りを覚えた。 Nに対してじゃない。私自身に。 憧れの人に呆れられてしまうそんな自分に。親や将来を言い訳に逃げてしまうそんな自分に。いつかなんとかなるだろうと甘えていた自分に。…

夢と現実と臆病と

私は今まで、自分の夢を話すことがありませんでした。 理由は2つ。 親にこれ以上負担をかけないように、早くいい会社に就職して、早く自立することが正しいことだと思っていたから。そしてなにより、笑われるのが怖かったから。 あの嘲笑う顔が、見下す目が…